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大川内山・春の窯元市
波佐見中尾山・桜陶祭
の巻

<取材日:平成16年4月3日>
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 4月3日(土)伊万里大川内山・春の窯元市へ出かけてきました。
この日は薄曇で、肌寒い一日でした。私たちがでかけたこの日は、例年より人出が少ないような気がしました。
山の谷あいにある窯元さんや、陶器ショップでは掘り出し物やオトク商品がたくさん並んでいましたが、いいなと思うものはやはり高い!大川内山では伝統的な器をつくっているところが多いせいか、雰囲気が似たような器が多く、新製品といっても以前見たような気がするなあと感じるのが正直なところでした。陶器市とはいってもやはり目玉商品以外は結構なお値段ですので、どちらかといとご年配向けといった感じでしょうか。お昼はすぐお隣の鍋島藩窯公園の高台にのぼって、窯元の煙突や桜の花を見ながら、出店で仕入れたお弁当を満喫♪
 そして思ったより早く窯元市をまわったので、波佐見町中尾山で開催されている「桜陶祭」まで足をのばしてみました。こちらも普段は静かな山間の窯元がならぶまちですが、この日は大勢の人・人・人。老若男女が桜を楽しみながら、掘り出しものを探していました。バリエーション豊かな器がつくられていることもあり、またとてもリーズナブル!思わずここでもお買物してしまいました。
















伊万里・有田焼伝統産業会館では国際アマチュア陶芸展伊万里2004が開催。子供から一般までの力作がずらり
















桜をバックに鍋島藩窯橋をパチリ。ここは記念撮影のポイントにもなってます。
















ちょっと天気が悪く、気温も低かったのでコートを着ている人も多かったです。去年まではもっと人も多かったような気がするんだけど…
















今年は「春爛漫」をテーマに各窯元さんが新作を出されていました。これは桜が散りばめられたコーヒーカップ。
















まさに満開!といった感じのテーブル。桜型のかわいい小鉢♪
















こちらは桃のお皿や、桜の小箱。もちろん磁器製です。小さいものがたくさん並んでいると、かわいいですよね。
















掘り出し物コーナーは、丁寧に見ていくと、思わぬ商品に出会えます。
















「幸楽」とかかれたどんぶり?そう某ドラマに出てくる食堂の名前です。ドラマのプレミアムグッズとしてつくられたものだそうです。
















鍋島藩窯公園でランチ。眼下に窯元の煙突を眺めて…。
















場所はかわって波佐見・中尾山。こちらはたくさんの人・人・人。小さな通りは人の波が出来ていました。
















この窯元祭りを記念してつくられたお酒も販売。
















お花見も兼ねて…という窯元祭りらしく、のんびりお茶する人、お買物に夢中な人と様々。いろいろな楽しみ方ができる桜陶祭です。

今回のお買い物は下記の2点!
合計ジャスト
5,000円のお・か・い・も・の!
そして読者プレゼントしちゃいます!


■プレゼントの応募方法

 締め切りました たくさんのご応募ありがとうございました

※2級品につき多少の汚れキズがございますが、普段使いには差し支えのない程度です。ご了承ください。

品 名 伊万里大川内山・春の窯元市で購入
「是隆窯」さんの桜柄カップ(2客セット)
サイズ 口径6×高8.5cm
お値段 2客で合計3,000円


■買い物裏話

 大川内山の窯元通りでも少し奥まったところにある「是隆窯」さん。
ここの窯元さんは繊細な絵付けで、桜の文様を中心とした器が揃っていました。アウトレットコーナーにてこのカップを発見!
繊細な桜文様がまさに満開といった絵付け。ほっそりとした小振りのフォルム。上品なたたずまいは、大人の時間を優雅に演出してくれそうです。器の内側にも、縁近くに桜文様が入った手の込みよう。
ピンク系は淡く少しグレーがかった落ち着いたピンク。青系は和を感じさせる藍色っぽい色合いです。

■当選者の声(S様・大分県)

是隆窯の桜柄カップを戴きました、さすが磁器は綺麗ですね、
桜の花弁と色合いの風情が色気があって、多様性のカップに
似合います、ご返事が遅くなり申し訳ありません、
印象は、予想していたより小振りです、もう少し大きくひとまわり大きかったら、多様的に活躍できるのにと感じました、
とにかく今後愛用したいうつわになります ありがとうございました、

品 名 波佐見中尾山・桜陶祭で購入
光春窯さんの花柄多用鉢(2客セット)
サイズ 口径19×5cm
お値段 2客で合計2,000円


■買い物裏話

 波佐見中尾山の中腹にある光春窯さん。人気の窯元さんでたくさんのお客さんで賑わっていました。アウトレットのコーナーは、驚きの安さでまとめ買いする人も多い!いろいろ迷って、多用途に使えそうなこの浅鉢に決めました。きれいな白磁に、カジュアルな花文様が絵付けされています。器の縁は少し波打っており、やさしいフォルムに仕上がっています。赤系は、明るい朱色ベース・青系は淡いブルーベースです。ほんのりとした深さが、おかず盛りにちょうどよさそうです。同じ物を隣で購入していた奥さんは、「ほうれん草のおひたしや、具沢山の冷奴にいい感じ!」とお話されてましたよ!値札には1客1200円とついてましたが、レジでさらに割り引いて1客1,000円にしていただきました!少し薄手ですので取り扱いにはご注意くださいね。

■当選者の声(T様・岐阜県)

そちらのHPで陶器祭りの様子を拝見し、地元、岐阜県内の陶器祭り(多治見や土岐など)にも行きたくなりましたが
日にちの都合で行けれず、残念に思っていたところにプレゼントの当選!
とてもうれしかったです。ありがとうございます。
品のある絵柄が大変気に入り、4歳の息子も「たっくんはこっちの赤いのがいい!」と随分気に入った様子。割れるのイヤだから個人用にはさせませんが、さっそく夕食に使わせていただきました。実際に手造りの物を手に取ると、感触が違いますね。食器を買う際の選び方の参考になりました。
遠く感じた九州が、近くに感じるうまか陶のHP、これからも充実した内容を楽しみにしています。