佐賀やきものロード

窯元紹介

唐津焼
(順不同)

窯元へ訪問される際には、事前に連絡をとっておでかけ下さい。
窯によっては工房の見学などができない場合があります。ご注意下さい。

作品写真
■唐玄窯 とうげんがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接)
 島谷啓介さん
【所在地】 唐津市千々賀2567-1
【電 話】 0955-78-1615
【交 通】 JR唐津駅から車で12分
【駐車場】
【店休日】 不定
特 徴  「作りたいものはその時々で変わっていく」「一窯全部思い通りに焼き上がらないだけに、予想以上のものが焼けたときの喜びはひとしお」という島谷啓介さんは、作陶の道を歩んで30年余り。茶陶や食器を中心に伝統的な作品づくりに打ち込み、今最も凝っているのが、蛇やトカゲの肌に似ている器肌の蛇蝎(じゃかつ)唐津。特に蛇蝎の大皿は器面一杯に模様が広がり迫力です。

作品写真
■中里太郎右衛門窯 なかさとたろうえもんかま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可・団体要予約)
 13代中里太郎右衛門さん
【所在地】 唐津市町田3-6-29
【電 話】 0955-72-8171
【交 通】 JR唐津駅から徒歩5分
【駐車場】
【店休日】 年末年始
【URL】 http://homepage3.nifty.com/tarouemon/main.html
特 徴  元和元年(1615)に唐津焼の御用窯となって以来、400年近い歴史を持つ中里家の13代目、中里太郎右衛門さん。世界各国を視察し、先代が復興させた「叩きの技法」をさらに究めて芸術の域にまで高めた名工として、唐津焼に崇高な個性を発揮しています。「唐津焼の長い歴史に残る唯一のものを創作したい」という長男の忠寛さんは、中里家に新風を起こすパワーの源。窯に隣接した美術館のような展示場は圧巻です。

作品写真
■宮ノ谷窯 みやのたにがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 熊川好美さん
【所在地】 唐津市畑島宮ノ谷5980
【電 話】 0955-78-0231
【交 通】 JR唐津駅から車で15分
【駐車場】
【店休日】 年中無休
特 徴  黒い素地に白色を霧のようにぼかし、その上にすすきの林を描いた粉吹(こふき)草文の壷。これは県展に初入選した作品で、淡雪を思わせるデリケートな器肌が「自分なりの味を出したい」という熊川好美さんの心情をよく表しています。粉吹の白化粧と鉄釉のコントラストをこよなく愛し、女性に人気のワインカップ、食器、花器、壷など優しい作風で多彩な作品を作り続けています。

作品写真
■中野窯 なかのがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 中野陶痴さん
【所在地】 唐津市町田5-9-2
【電 話】 0955-73-8881
【交 通】 JR唐津駅から徒歩10分
【駐車場】
【店休日】 正月三が日
特 徴  安政年間に唐津藩主小笠原公に御用窯として用いられた中野窯は、中野陶痴さんで4代目。伝統の茶陶の他、独自の細工物を手がけ、これまで歴代天皇を始め、各国要人に馬や獅子をかたどったものなど数々の細工物を献上してきました。なかでも唐津くんちの曳山を唐津焼で再現した作品は命懸けの大作。重さ2.1トン、工程日数約1年を経て見事に完成したこの赤獅子は、現在JR唐津駅前に鎮座し、唐津の顔として多くの人に親しまれています。

作品写真
■大杉皿屋窯 おおすぎさらやがま
代表者写真
直売所 唐津市呉服町1851
 大橋裕さん
【所在地】 東松浦郡北波多村大杉857
【電 話】 0955-64-2315
【交 通】 JR唐津駅から車で25分
【駐車場】
【店休日】 日曜日
特 徴  茶道具、食器を中心に、最近では焼き締め技法の備前唐津を取り入れています。他では見られない陶板、陶額、陶箱は、唐津焼の土の良さが存分に発揮された力強い作品。大橋裕さんは、古唐津を研究するグループに誘われ古窯跡を訪ねるうちに唐津焼に魅せられ、唐津の窯元での修行を積み開窯。唐津焼の土は種類が多く「可能性は無限に広がる」と土味を活かした創作に意欲的に取り組んでいます。