佐賀やきものロード

窯元紹介

有田焼
(順不同)

窯元へ訪問される際には、事前に連絡をとっておでかけ下さい。
窯によっては工房の見学などができない場合があります。ご注意下さい。

作品写真
■奥川俊右衛門窯 おくがわしゅんえもんがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 奥川俊右衛門さん
【所在地】 西松浦郡有田町中樽2-9-3
【電 話】 0955-43-3727
【交 通】 JR上有田駅から車で2分
【駐車場】
【店休日】 不定
特 徴  有田白磁の大物ロクロ造りの至宝、故奥川忠右衛門に師事したというロクロの腕前は一級品。ロクロ一筋の技術と焼き物に対する情熱が作品に心地好い緊張感を生み出しています。作品で注目したいのが壺などの切り口。独特の斜めに切り込んだシャープな切り口は俊右衛門さんだからなせる技です。薄さを極めた滑らかな白磁の肌に繊細な彫りを施し、青白磁で書き分けた花瓶は実に見事。伝統を守りながら、置いていて飽きのこない作品をこつこつと作り続けています。

作品写真
■奥川忠右衛門窯 おくがわちゅうえもんがま
代表者写真
展示場
 奥川忠右衛門さん
【所在地】 西松浦郡有田町戸矢
【電 話】 0955-43-2783
【交 通】 JR有田駅から車で8分
【駐車場】
【店休日】 無休
特 徴  有田白磁の大物ロクロ造りの至宝とうたわれた、初代奥川忠右衛門の長男として、その技術を受け継ぎ、黙々と白磁に取り組んでいます。「ロクロの生命線は口と高台」という先代の言葉をかたくななまでに守り続け、表に見える高台と中の高台を長年の経験と勘で削り出し、絶妙なバランスを表現。また、口の処理には一部のすきも感じさせないシャープさがあります。削りだした痕跡をあえて残し、冷たい印象の白磁に温かみを加えた作品には、凛とした白磁とは趣の異なる存在感が漂います。

作品写真
■柿右衛門窯 かきえもんがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
直売所 「柿右衛門ギャラリー」(長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1)
 酒井田柿右衛門さん
【所在地】 西松浦郡有田町西部丁352
【電 話】 0955-43-2267
【交 通】 JR有田駅から車で7分
【駐車場】
【店休日】 年末年始
特 徴  初代柿右衛門が日本で初めて赤絵磁器を焼いたのが寛永20年(1643年)。以来、柿右衛門窯は華麗な色絵の技術を継承し続けています。「濁手」と呼ばれる乳白色の素地に描かれた、赤、緑、黄などの明るく鮮やかな上絵付けや余白を十分に残した構成。その華麗で優美な柿右衛門様式の作品は海を渡り、ヨーロッパの王侯貴族に愛されました。日常食器こそ焼き物の原点という姿勢の下、使う人の身になった用の美を重んじ、伝統を守りながら現代風の形や絵柄を取り入れた作品が生み出されています。

作品写真
■佳秀窯 かしゅうがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 西山正さん
【所在地】 西松浦郡有田町中部丙761-3
【電 話】 0955-42-3493
【交 通】 JR有田駅から徒歩8分
【駐車場】
【店休日】 年中無休
特 徴  見て、触れて、使うことで、毎日の生活に楽しさと潤いを与えてくれる。そんな穏やかで優しい印象を受けますが、柔らかな線の中にも芯の強さが感じ取れます。白さが変わらないようにと陶石の質は落とさずに最上級のものを使用。そのこだわりは原料にまで及んでいます。温かみが出るよう作り手ならではの形にこだわって作られた作品は、曲線を主体にした造形で柔らかさが際立ち、手に持つとほのかな温もりが伝わってきます。

作品写真
■かわたけ窯 かわたけがま
代表者写真
展示場 有(窯元に隣接・販売可)
 川口武沼さん
【所在地】 西松浦郡有田町桑古場
【電 話】 0955-42-4184
【交 通】 JR有田駅から徒歩15分
【駐車場】
【店休日】 不定
特 徴  心のやすらぎ、豊かな暮らしの彩りとなるような焼き物を作りたい。そんな想いが焼き込まれているかのように作品からは温かみが伝わってきます。作品の中で目を引くのが淡い色合いの食器類。鳥や草花が描かれた紫の淡い色合いからはほのぼのとしたものが感じられます。女性に好まれる食器とは対照的な天目や青磁も代表的な作品の一つ。どっしりとした貫禄のある真っ黒な肌の大壺には、男性的な力強さがあります。時間がかかっても自分のものを作りたいという、オリジナルを追求し続ける作品づくりが魅力です。