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2010 おすすめ展覧会
−全国美術館で開催のやきもの関連展覧会−
懐石のうつわ
―向付と鉢を中心に―
<会期>平成22年1月23日(土)〜3月22日(月・祝)
 茶の湯では、お茶をいただく前に出される食事を懐石といい、用いるうつわを総称して懐石道具とよびます。食器を置く膳や盆。食べ物を盛る椀、鉢、向付、酒器などがあります。古くは漆器が中心でしたが、江戸時代以降、陶磁器も用いられるようになり、彩りも豊かになりました。とくに陶磁器のうつわである向付や鉢は、志野や織部、唐津といった和物から中国に注文された祥瑞など幅広いやきものが茶人に好まれてきました。
 開館45周年を締めくくる本展は、質の高さを誇る当館の懐石道具コレクションから、陶磁器のうつわを中心にご覧いただきます。献立からうつわ、味つけまですべてに目を通した畠山即翁の懐石の様子も紹介いたします。この機会に、華やかな懐石のうつわの魅力をお楽しみいただくとともに、うつわを使った人々の「おもてなしの心」にふれていただければ幸いです。なお、季節の掛軸も併せてご覧いただきます。

会場 畠山記念館
住所 東京都港区白金台2丁目20-12
電話 03(3447)5787
入館料 一般 500円(400円)
学生 350円(300円)
  ※( )は20名以上の団体料金
  ※中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
抹  茶 400円(干菓子付き)
午前10時より午後4時まで展示室にて随時
開館時間 午前10時〜午後4時半(入館は4時まで)
休館日 毎週月曜日(ただし3月22日は開館)、2月19日(金)
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