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アディオスーアミーゴ―!また来年会う日まで?!
有田陶器市、最終日の5月5日に出かけてきました!(2)

 最終日の5日は、午前10時をすぎるくらいから晴れ間が出て、かなり蒸し暑い一日となりました。この日は佐賀で今年の最高気温を記録したのだそう。アイスやかき氷屋さんも、窯元さんに負けず劣らず大繁盛!午前11時前後からお客さんも、どんどん増えてきて、周辺の道路も大渋滞でした。午後3時すぎくらいからでしょうか、老舗のマークが入った袋をぱんぱんにしたお客さんをあちこちで見かけます。聞くと、時間制限で一万円で袋詰め放題があったのだとか。上手な人は5万円以上もする量を袋詰めするのだそうです。この他にも普段は5000円以上する花瓶を1000円くらいでたたき売り(?)状態のメジャーな窯元さんや、100円均一にするお店もありました。お客さんも最後とあってか、まとめ買いして、カートがいっぱいになっている人が多かったようです。
これで今年も最後かと思うと、帰るのも名残おしく、また来年に期待しつつ…。発表によると今回、七日間の期間中の人出は98万人と、過去最高!来年は有田陶器市が100周年を迎えることもあり、100万人突破を目指すのだそうです。
今年もありがとう!有田陶器市。そして来年も期待しているよ、有田陶器市!アディオスーアミーゴ―!また来年まで!!

 朝方残っていた小雨もすっかり上がり、晴れ間が出てきました。この写真は午前10時くらいに撮ったもの。この後、どんどん人が増えてきて、通りから活気があふれそう!

 決戦の時も、最高潮に盛り上がり?!「とにかく買い物かごに入れようよ!」とお客さんも目が真剣。それもそのはず、陶磁器の上に置いてある、札には「本日限り 赤札より半額」の文字があるではありませんか。

 歩きまわって、くたくた。「いいなー、ワンちゃんは、カートに乗ってらくちんだね。」、「違うワン!買い物の品を、見張り番しているんだワン!」これは失礼しました!

 「今付いているお値段の半額」と書いてあったら、足を止めない訳にはいかない。子ども用食器としてもぴったりな、程よい大きさとかわいい絵柄の器が揃ったお店にて。いいものを今買うべきか、もうちょっと安くなるのを待つべきか?

 出店のおじさんたちは、チラシの裏紙にぱっと書いて、即席ポップをつくっていました。「閉店 大売出し」

 こちらのお店は、袋に詰め放題で、1000円!品物はかなりいい物が多く、結構お買い得。会社の人やご近所へのお土産に買おうという人が、ちらほらいました。詰め放題にする時に、柄を探す手間を省けるようにと、同柄のお皿や湯のみをテープで止めて、店先に並べているお店もありました。

 「ただです。ご自由にお持ち帰り下さい。新聞では包みません!」の文字が。コンテナの中をのぞくと、結構きれいな小鉢がごろごろと入っています。ただ…って、いいのでしょうか?

 お店の方も、最終日とあって大盛り上がり。このお兄さんは即席プラカードを肩からさげての、応対。「一声かけて下されば、必ずお安くいたします」ああもう、一声でも二声でもかけるわよー!お兄さん、安くしてー!

 お買い物カートがパンパンでも、安くていい物を見つけたら買わずにいられない。「ちょっと、そのお皿、素敵じゃない。まとめ買いしようよ。」、「でもカートがもう、パンパンよ。入らないわ」、「いいわよ。私が手に持ってあげるから!」、「じゃ買う!!」

5/5のレポート(1)
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