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 待ちに待った有田陶器市!決戦の火蓋は切られた?!
有田陶器市初日の29日に出かけてきました!(2)

 初日の正午を過ぎた頃から、ますます人が増えてきたような気がします。お店の方もフル回転といった様子で、「ああもういい!初日大サービスで、ぜーんぶ100円でいいよ!」なんていう窯元さんも。うまか陶スタッフは昼食をとって、一時休戦。食堂でもお手伝いの高校生が、忙しそうに働いていました。食堂でいっしょになった、ご婦人グループは今年で5回目の来訪とのことで、泊まりがけできているとお話されていました。昨日のうちに、下見をして、お目当てのお店を狙っているとのこと。今年は初日前に、下見された方も多かったようです。
 午後はうまか陶スタッフも、お買い物熱が最絶頂に達し(?)、鼻息も荒く掘り出し物を探しめぐりました。とくに老舗の窯元さんやメーカーさんのブースは、押すな押すなのごったがえしで、皆さんの気迫に圧倒されそうでした。一通り取材を終え、車へ戻るとみんなぐったり。ああ、去年の反省を思い出し、「栄養ドリンク買っときゃよかった〜」。でも楽しくてやめられないんだよね、陶器市!ということで、まずは初日が無事終了。

 美人三人娘の売り子さん。とっても明るくて、楽しい三人で、呼び込みもぴったり息があっていました。「このお茶碗はおすすめですよー。私たちも使っていますー。」思わず、足を止めてカメラを向けると、にっこり笑顔で大サービス!

 「いらっしゃませー。どうぞ見ていってくださーい。いい物がたくさんそろっていますよー。」お店の方の呼び込みも最絶頂。おそろいのハッピを着たり、おもしろい帽子をかぶったりと皆さん一工夫されていました。

 「ご自由にお持ち帰りください、タダです。」の文字が。むむむ、すでにそのコンテナはからっぽ。いったい何がタダだったのかしら?知って驚きたいような、知ってああ、早くくればよかったとがっかりするような…。なんだったんだろう?

 有田の老舗「香蘭社」さんのブースにて。大人気のブランドとあって、もうブース内は押し合いへし合いの人、人、人。二級品とはいえ、普段使いには支障のないものが格安とあって、まとめ買いする人や、毎年人気の福袋を買い求める人でにぎわっていました。

 あれ、信楽のタヌキさん?確か去年もいたな。はるばる、有田へ応援にかけつけた?!よーく見ると、タヌキに混じってフクロウもいるんです。どれだか分かります?

 こちらは、どこかで見たようなリスさん。そう郵便局のマスコットなのです。マスコットはやっぱり子供に大人気。「ありゃあ、暑かごたるねー(暑そうね:佐賀弁)」とおばさん達が声をかけると、リスさんは頭をかいていました(笑)。有田郵便局では宅配の受付もされていて、買い物が終わったお客さんが利用されていました。

 絵付け体験ができる施設「赤絵座」も大人気でした。子供から大人まで力作をつくろうと、一生懸命。「うーん、こんな感じでどうかな?もっと模様をいれようかな。」この女の子は、湯のみにかわいらしい絵をデザインしていました。結構うまい!

 「よーし、いい物が買えたぞ。母さんのリュックに入れてと…」、「割れないように、そうっと入れてよ。」大量に購入する予定の人は、カート。手にもてる量の人はリュックを利用されている人がおおかったですね。うまか陶スタッフは、途中でカートを購入しようかどうか、迷いながら結局そのまま帰路へつきました。かなり重たかったデス。

 男同士の語らい?「ねえパパ、ママまだ買い物しているの?僕おなかすいたな。」、「まあ、息子よ男は黙って○○○○ビール。」なーんて言っているのかな。え?○○○○に入るのは何って?ちょっと古いコピーなのかしらん。20代前半の人にはわからないかもね。

 まさに陶器市ルックで、お買い物。帽子に、軍手とリュックにカート。もうばっちりですね。うまか陶スタッフは、私以外、帽子を忘れてきて「しまった!」。時すでに遅し、紫外線の魔の手(?)は襲ってくるのでした。とはいいながら、私も首の後ろに日焼け止めを塗るのを忘れて、真っ赤になってしまいました。今晩は集中美白をしなくっちゃ!

 リュック型の買い物かごの方。どうやら手作りのようです。中には押し車を改造して、手前に小さな椅子をつけて子供さんを座らせ、先のほうに箱をつけて買い物品を入れて、ずんずん歩きまわっている人もいました。皆さん、いろいろ工夫されているんですね。特製陶器市仕様カートなんてつくったら、売れるかな?!

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