トップ >> 有田陶器市 >> 2002年・第99回 有田陶器市取材レポート >> あなたの買い物見せてください(1)

―その1―

 読者の声から生まれた新企画コーナー。有田陶器市で皆さんは、どんなお買い物をされているのでしょうか?うまか陶スタッフが、お買い物中の「陶器市は初めて」という方から「10回以上毎年、来ている」というベテランの方まで突撃取材をしてきました。皆さんなかなかお買い物上手!お答えくださった皆さん、本当にありがとうございました。

(1)性別
(2)年齢
(3)どこからいらっしゃいましたか?
(4)有田陶器市は何回目ですか?
(5)今回のお買い物のご予算は?
NO.01
(1)女性
(2)45歳
(3)熊本県
(4)2回目
(5)2万円
 5月1日の朝はまだ小雨模様。その中で、軽やかな足取りでお買い物されていたこの方は、すでに素敵な掘り出し物をゲットされていました。見せていただいたのは、白いボール型の器。一つ500円で3つ購入されたそうです。ころんとした手びねり風のかわいらしい形に、あたたかみのある白色が使いやすそうなボールです。深さもあるので、どんぶり鉢としても利用できそう。
「パスタとか、カレー・シチューと何でも使えそうでしょ。やっぱり便利な物が一番よ。」とさすが!この後も、さっそうとお買い物後半戦に繰り出されていました。
NO.02
(1)女性
(2)48歳
(3)福岡県
(4)10回以上
(5)5千円
 ご家族でお買い物をされていたこの方は、なんと10回以上も陶器市へ出かけられているベテラン!ほとんど毎年のように、足を運ばれているそうです。今回購入された中で、とびきりお買い得のお皿を紹介していただきました。写真の染付けで、小花柄の角皿です。とってもきれいなこのお皿、お値段を聞いてびっくり。なんと一つ300円だったそうです。「はじめは500円だったの。もうちょっとまけてとお願いしたら、400円になって、6枚まとめ買いにしたら、更に300円にしていただきました。」うーん、やはりベテランは違います。とてもお買い物上手。もちろん、軍手にリュックと陶器市スタイルで散策されていました。
NO.03
(1)男性
(2)41歳
(3)鹿児島県
(4)15回目
(5)特に決めていません
 鹿児島県からJRを利用していらっしゃっていたこの男性は、後ろ姿からおしゃれに決まっていて、ただ者ではない様子。お話を伺うとなるほど、創作料理店を経営していらしゃる業界の方でした。お店で使われる器を探しに、毎年陶器市へ出かけられているとのことでした。今回もお店の雰囲気に合う、かっこいいお皿を探しているとのこと。「イメージ通りの小鉢を見つけましたよ。」と見せていただいたのは、白と茶のコントラストがモダンな小鉢。後でお店の写真を見せていただいたのですが、ほんとに雰囲気がぴったり。陶器市では旅館やお料理屋さんなど、プロの方も買出しに見えられるのです。
「鹿児島に来たら、ぜひお店に遊びに来てね」と誘っていただきました。ありがとうございます!
NO.04
(1)男性
(2)66歳
(3)福岡県
(4)7回目
(5)10万円
 有田焼の人気ブランドで老舗の「香蘭社」さんの、包みを大量に運んでいらっしゃったご夫婦。お二人とも、笑顔が素敵でお優しそうな方です。あまりの量の多さに、何に使われるのかお尋ねしたところ、今度韓国にお仕事でいらっしゃるそうで、韓国の方へお土産としてコーヒーカップセットや茶器セットを購入されたとのことでした。また奥様は、「香蘭社」さんで人気の福袋箱も手にされていました。「この他には、自宅で使う急須も買いましたよ。」と、ちょっぴり楽しそう。「香蘭社」さんの福袋箱は、毎年人気が高くファンの方がお目当てで購入されるとうかがったことがあります。
「取材がんばってね」と励ましていただき、重い荷物もひょいと抱えて行かれました。
NO.05
(1)一番右端の男性
(2)53歳
(3)福岡県
(4)?回目・毎年来ています
(5)数万円
 うまか陶スタッフが、一休みしていたベンチの横にいらっしゃった、楽しそうなグループの皆さん。毎年、このお友達4人グループで陶器市へ出かけているそうです。予算は特に決めずに、いい物があれば購入するようにしているのだそうです。泉山ロータリー付近からJR有田駅付近まで、くまなく歩くのが掘り出し物を見つけるコツだそう。それにしてもたいへんな量!「いやいや、4人分だからさ、たいしたことないよ」とおっしゃるものの、皆さんのリュックも大きく膨らんでいます。これで、隅々歩くのは、しんどそうですが、皆さん快活で疲れた様子はまったくなし!

その2
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