まーちゃんの陶芸体験日記 教室ウォッチング
第七回(平成14年9月7日)
<LESSON15―施釉、絵付け(4)―>
 絵付けの作品も作ってみます。今回は唐津焼の代表的な技法でもある、鉄絵をやってみることに。筆で思い思いの絵をかいて、透明釉をかけます。
12.材料をまぜる
鉄絵に使用する材料をまぜあわせます。酸化鉄に水を入れて、乳鉢・乳棒を使って、しっかりと混ぜ合わせます。
13.筆で絵を描く
上記で水とあわせた鉄を、筆にたっぷりと含ませ、筆を運ばせます。

紙に筆をはしらせるのと違い、鉄がすぐに表面に吸収されます。いっきに一筆描きのように絵をかきあげると、いきいきとした線が描けます。
14.絵付け完成!
まーちゃんはシンプルに一筆描き。ぐい呑みの2点に鉄絵を施しました。
15.透明釉をかけてできあがり!
最後に透明釉をかけてできあがりです。絵付けをした作品に、飴釉などの濃い色の釉薬をかけては、後で絵が見えなくなります。施釉するときには、どの釉薬かを確かめて!
16.今日の成果
本日まーちゃんは2点の絵付け作品を含む、計5点に釉薬を施しました。最後に先生から底に釉薬がついていないかチェックを受けて終了。この後、本焼きを係りの方がしてくださいます。
来週は、たたらづくりとろくろで成形した作品に施釉です。先生から「ビードロ釉」のつくり方を聞いたまーちゃんは「やってみようかな」と興味津々。
LESSON16―本焼き窯だし―へ続く