まーちゃんの陶芸体験日記 教室ウォッチング
第四回(平成14年8月17日)
<LESSON10―たたら作り・型紙でつくる(2)―>
 いよいよ切り出した土板を組み立てていきます。かなり土板が乾いているとはいえ、自身の重さでたるんだり、接着がうまくいかなかったりします。初心者は背が低い器のほうがつくりやすいでしょう。
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5.接着面を準備する
底板と側面の板のそれぞれ接合する部分に、のこぎりの刃などを使って軽くキズをつけます。こうすることで、馴染みやすくなるのです。
6.ドベをつける
底板と側面の板のそれぞれ接合する部分に、ドベを接着剤かわりにつけていきます。なるべく多めにドベをつけます。「ドベを塗る」というよりは「ドベをつける」という感覚で、ポンポンと指を動かしながらつけていきます。

※ドベをつける様子の動画はこちら(2.76MB)→
7.接着する
底板に側面の板を接着します。この時、すり合わせるような感じで接着すると、お互いのドベがよくなじみます。また、側面の板がたるんだり倒れたりしないよう、壁になるような物をあてて作業します。まーちゃんは軽いプラスチックの容器を使いました。接着したときに、はみ出したドベは指先でなじませておきます。

側面の板は底板の上にのせるように接着します。横に置くような接着の仕方では、焼成したときにたるんだり、また底が一定の厚さにならず使いづらい器になります。
8.各面の板も接着する
他の側面の板も、上記と同じような手順で接着していきます。まーちゃんは、四方の側面を取り付けた後、中の仕切りになる板を取り付けました。
LESSON10たたら作り・型紙でつくる(3)へ続く