まーちゃんの陶芸体験日記 まーちゃんのつぶやき
第8回






9月14日
おはじきゲット!
 あっと言う間に第8回目です。前回にアドバイスして頂いたガラスネタですが、今日は教室に行く前に100円ショップに行って来ました。そしたらありましたよ、色とりどりのおはじき。昔ながらの渦をまいているようなのや、青いのや茶色いのや白っぽいの。その中で全体的に青っぽいおはじきを買ってきました。今回はこれを持っての教室参加です。
 教室に着いてみると前回釉薬をかけた物が本焼きからあがっていました。なかなかどうしていいじゃないですか。思ったより白の発色が強くてびっくりしましたが、良くできています。たたらで作ったマグカップ(ビールジョッキ?)も良くできています。早く持って帰りたいのですが、これは最終日に品評会をやった後じゃないと持って帰れないそうです。うーん、残念。さらに今日釉薬をかける分の素焼きもあがっていました。
 では早速ということで、前回同様にこの素焼きをしたものに釉薬をかけていくのですが、今日私が釉薬をかけるのは、ろくろで作った物とたたら作りのもの。たたらの方は前に仕上げをしていたのでよかったのですが、ろくろで作ったものの方は高台を作った意外何もしていません。しかもその高台の部分もガサガサと毛羽だったようになっています。あ、しかも口のところが欠けたのもあります。ということで早速修復開始。明らかにおかしいところだけを修正し、それ以外のところは「手作りの味」ということで残すようにしました。さらに口が欠けちゃった湯飲み。これも味として残そうかと思いましたが、先生に修復方法を教わったのでチャレンジャーな私はこれも試してみました。湯飲みの口をコンクリブロックにガリガリと削っていきます。途中で先生に網ヤスリを持ってきてもらい、それをつかって仕上げました。思った以上の仕上がりで大満足です。ここまで終わったらあとは前回同様、表面の粉を取り除いて釉薬かけです。

アーティスティックに
 工程的には前回と同様の釉薬かけです。素焼きしたものの仕上げにちょっと手間取ってしまい、皆さんから少し出遅れた感じもします。要領は前回と同じなので早速…と思ったのですが、色に悩んでしまいます。今回本焼きからあがってきた自分の作品を見て参考にしました。さらに他の方が作られた物を見て、どういう風に釉薬をかけたのか聞いて参考にしました。なるほど、そういう風に釉薬をかけたんですね。と、参考にするのは良いのですが、なんか悩んできました。どうしよう、どうしよう。悩んでばかりいても仕方ないので釉薬かけちゃいましょ。ろくろで作った物は、物が小さいので比較的簡単にかけられたのですが、問題はたたらで作った物です。なんとも大きいです。どういう風にかけて良い物かわからないので先生に聞きながらやってみました。中は黒一色で、外は白の上から黒をかけています。たたらを始めとして、なんか思った以上によくできたような気がします。あくまで「気がする」だけです。実際よくできたかどうかは本焼きからあがってみないとわからないですね。それにしても他の受講生の方は前回とは違ってなんともアーティスティックな感じです。一度釉薬をかけて、その上から別の色の釉薬を手でたらしたり、とばしたりしていろんな模様を作られています。皆さん考えてきてますねぇ。私も真似しようかと思ったのですが、たたら以外に大きな作品がなかったので見送らせていただきました。
 それと100円ショップで買ってきたおはじきを使ったビードロ釉にも挑戦。小さめの湯飲みサイズの器に丸一個入れてみました。本当は砕いていれるそうですが、挑戦者(というか実験台)の私としてはやってみてから失敗の度合いを見たいと思います。他の受講生の方にもいくつかおはじきを配りましたが、そっちの方はきちんと砕いてから入れてもらっています。来週本焼きからあがってくるはずなので見比べてみましょう。
 そんなこんなで第8回も終わったのですが、なんと来週も釉薬ですか?今日全部かけちゃったんですけど…。ということは来週できるのは、本焼きからあがったものの高台をやすりがけするくらいでしょうか?あとは取材に専念するしかなさそうですね。あぁ、もうちょっと作品作っておけば良かったなぁとちょっぴり後悔。