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イメージ 今も昔もおいしいお酒
≪その3≫
ガラス瓶の普及とともに姿を消した
磁器の瓶

ガラス瓶は明治初期から生産されていましたが、一般に普及するようになるのは昭和初期から中期にかけてといわれています。まだまだガラス瓶の生産技術が安定していなかったので、ガラスの一升瓶を真似したやきものの瓶もつくられていました。しかしガラス瓶が普及すると、貧乏徳利と同様その姿は消えてしまいました。
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一升瓶の形そのものの、やきものでできた瓶。表には酒銘「勝光」の文字かあり、その横に吟醸の印が押されている。なぜかこの「吟醸」の文字は裏返しになっています。瓶の裏側には「中村商事株式会社」と書かれています。
一升瓶  昭和初期〜
C波佐見町陶芸の館


こちらは酒ではなく醤油用の瓶。表に「最上醤油 ヒシモク」、裏には「電話六番」と書かれている。
瓶  昭和初期〜
C波佐見町陶芸の館


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資料提供先(順不同)
■波佐見町陶芸の館 長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2
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